『極道ジュリエット』感想とレビュー

出典：かめ乃｜極道ジュリエット｜集英社｜マンガmeeオリジナル連載作品

●タイトル｜極道ジュリエット

●作者｜かめ乃

●出版社 / 掲載誌｜集英社 / なし(マンガmeeオリジナル連載作品／配信)

●レーベル｜マーガレットコミックスDIGITAL

●巻数｜全30巻(電子書籍)、紙媒体なし

●単行本1巻の発売日｜なし

●ジャンル｜恋愛(学園、極道、幼馴染)

●実写化｜なし(2023年07月現在)

・全体の内容：★★★☆☆

・恋模様：★★★★☆

・作画：★★★☆☆

・キュン度：★★★☆☆

・性描写(描かれている割合と程度)：★☆☆☆☆

・セリフ：★★★☆☆

・主人公(女)の好み度：★★★☆☆

・主人公(男)の好み度：★★★★☆

・他キャラクターの好み度：★★★☆☆

主人公

・百合岡大和(ゆりおかやまと)

・上狼塚仁(かみろうづかじん)

どちらかが極道の娘 or 息子と一般人のカップリングはよくある話。

極道と警察官のカップリングも割とよくある話。

本作は、女性主人公・大和の父親は警察官で、小さい頃に極道に殺されてしまった。

男性主人公・仁は極道の息子で、大和の父親を殺した疑いがかけられている。

そんな二人が惹かれ合う恋の行方を描いた少女漫画…

極道ものとしては、結構入り組んだ内容になっていると思う。

しかも読み進めていくほど、仁が本当に犯人なのか？という点や仁の家・極道一家の複雑な事情、仁と大和の恋模様にも色々な展開が盛り込まれていて、思っているよりもストーリー性が濃くて深い作品だったのが印象的。

主人公二人が同い年の高校生だったのも良かったと思う。

ジャンルが恋愛＋極道になると年の差があれば変にエロかったり、成人同士でも変にエロかったり、なぜかエロくしてればいいというような傾向(個人的な意見です！)があるけれど、この作品はそんなことは決してなかった。

むしろ仁が大和を求める想いは切なくてキュン度高めで常に良きっ。

大和も芯のある素直で純粋な女の子でとても可愛いかった。

最後まで良い意味で予想以上に読み応えのある作品だった。

☆。

遙かに満ちる