『椿町ロンリープラネット』感想とレビュー
出典:やまもり三香|椿町ロンリープラネット|集英社|マーガレット
椿町ロンリープラネット 1/やまもり 三香 | 集英社コミック公式 S-MANGA
●タイトル|椿町ロンリープラネット
●作者|やまもり三香(やまもり みか)
●出版社 / 掲載誌|集英社 / マーガレット
●レーベル|マーガレットコミックス
●巻数|全14巻
●単行本1巻の発売年|2015年
●ジャンル|恋愛(年の差)
●実写化|なし(2023年1月現在)
●個人的好み度:★★★★☆
・全体の内容:★★★☆☆
・恋模様:★★★★☆
・作画:★★★★☆
・キュン度:★★★★☆
・性描写(描かれている割合と程度):☆☆☆☆☆
・セリフ:★★★★☆
・主人公(女)の好み度:★★★☆☆
・主人公(男)の好み度:★★★★☆
・他キャラクターの好み度:★★★☆☆
●主人公
・大野 ふみ(おおの ふみ)
・木曳野 暁(きびきの あかつき)
●感想とレビュー(ネタバレなし)
作者・やまもり三香さんの作品は初見。
どこの漫画紹介の記事やサイトでも口コミと総合評価が高くてずっと気になっていた作品で、読んでみるともうそれが納得でしかないかなり良きな作品だった。
内容は少女漫画としてはありがちであるのにここまでハマってしまうのは、作画力とキャラクターの魅力がすごいところにあると思う。
特に暁の魅力がやばすぎる。
目つきがわるくて無愛想でもイケメンであることに変わりなく色気もすごい。
ふみのことを娘呼びするような古風な話し方も、ふみに思いを伝える時の言葉の選び方もまぁ〜素敵。普段の暁からはわかりづらい心優しさもわかってしまったら、そりゃもう好きになるでしょうね。(笑
主人公以外のキャラクターもそれぞれがみんな個性と良さがあり、ひとり一人にしっかりとストーリーを持たせていて番外編まで全て楽しめた。
ふみと暁の恋模様はすれ違うことも多々あるけれど、そのたびに気持ちを言葉にして伝えて向き合いながら仲を深めていくところがとても丁寧で読んでいて沁みる。
イチャラブな場面は少ないけれど、それがさらにこの作品の良さを引き立たせていると思う。そんな場面がなくてもキュン度はやばいし十分満足。
二人が一緒に居る時の穏やかな空気感が伝わる作画力も本当に素敵だった。
読んで良かった一作。
☆。